10月19日(土)、20日(日)の2日間、名張市民センターで開催された「秋の山野草・盆栽展」について「名張花みどり会」会長 中川さんにお話しをお伺いしました。
山野草・盆栽展は、その季節ならではの植物を観てもらおうと、毎年数回開催されており、秋の山野草や盆栽が数多く展示されました。
今や海外でも人気と言われている「盆栽」は、水やりや置き場所、選定、肥料の与え方や植え替えの仕方、針金掛け(針金整枝)といって、銅線やアルミ線を使って、幹や枝に模様や曲をつけて基本樹形を作る整枝技術などを駆使したりして芸術性も高く奥の深いもの。
盆栽を初めて40年という中川さんは、現在100種類ほどの盆栽を育てていらっしゃるんだそう。「さつき」の盆栽が特にたくさんあり、今は初心者でも始めやすい「山野草」も色々と育てているとお話くださいました。スタジオに「マユハゲオモト」という山野草をプレゼントして下さいましたよ!花が眉についた白粉を払ふ化粧道具の眉刷毛に似ているところから名付けられ、初夏から秋にかけて、ブラシのようにフワフワとした花を咲かせる姿がユニークな植物だそうですよ!
「名張花みどりの会」の会員の皆さんは、盆栽を始めて20~30年という方も多く、休日は皆でおにぎりを持って山を登ったり、他の盆栽展を見に行ったりすることも多いんだとか。「秋の山野草・盆栽展」では、会員の方による盆栽や山野草の育て方の相談や販売も行われ、山野草などが当たる抽選会も行われたそうです!会場にはメダカも展示されました。